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zoom RSS 日本フィルハーモニー交響楽団 第230回横浜定期演奏会

<<   作成日時 : 2007/10/08 00:09   >>

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9月30日   横浜みなとみらいホール
指揮:西本智実さん   
ヴァイオリン:漆原朝子さん

モーツァルト:歌劇《後宮からの逃走》より「序曲」
チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲
チャイコフスキー:交響曲第6番《悲愴》
《アンコール》バッハ:G線上のアリア
http://www.japanphil.or.jp/cgi-bin/concert.cgi?action1=preview_category&category_check=2#2007_fall

日本フィルの横浜定期に行くのは今回が初めてでしたが、結構ドレスアップされた方々が多いですね。前日のさいたま定期と共に、この横浜定期も完売だったとか。
演奏開始前に音楽評論家の方によるプレトークがあり、演奏曲目等にまつわるエピソードなどがお話されましたが、これについては、記憶に残っていることを、自分用の記録(メモ)として、下方に記しておこうと思います。

さて、指揮者の西本さん、9月はヨーロッパから日本へ帰国してすぐ、世界経済フォーラム・2007年中国夏季ダボス会議にご出席のため大連(http://www.weforum.org/en/events/ArchivedEvents/2007/AnnualMeetingoftheNewChampions/index.htm)へ、これが終わって日本へ帰国してすぐにパリへ出発、そこからプラハ→パリ→モナコ(この間にコンサートの本番等があったようで)と動いて日本へ帰国、直後に関西でコンサート3夜連続、翌日には静岡で講演会、その翌週には初めての日本フィルさいたま定期演奏会ご出演、その翌日は、日本フィル横浜定期演奏会ご出演…、と、書いている私も目が回るようなスケジュール…。このコンサートはこの怒涛の9月の最後の最後のお仕事でした。
そしてこれが終わって、次のオペラ本番まではまだ少し日があるし、少しはゆっくりお休みされるのだろう、と思いきや、10月に入って早々に本拠地ベルリンに戻られ、数日後にはオペラのリハーサルのため、又プラハに向かわれたとか…。
(オフィシャルサイト http://www.tomomi-n.com/ 「2007年10月1日のメッセージ」より)
この秋のオペラ来日公演が終わったら、少しゆっくりお休みさせてあげたいなと思いますね…。
上記の様なとても大変な状態だと知っていましたので、いつもは安心して楽しんでいる日本でのシンフォニーのコンサートですが、今回はさすがに心配で、開演前に席で「無事に終わりますように。」とお祈りしていました。

「後宮からの逃走」序曲は、ビデオ(http://34402263.at.webry.info/200705/article_7.html)の最初の部分だけ見直して(聴きなおして)行きました。プレトークでせっかく教えていただいた”異国風”のところは、他の事に集中していてうっかり聴き逃してしまったので、又、このビデオで聴き直そうと思います…(苦笑)。曲自体は、とっても心地よく聴けました。オペラのストーリーもとても良いものでしたし、いつか西本さんの指揮でこのオペラ全編を見てみたいな、と思います。

2年ほど前に、今回と全く同じお顔ぶれでの「チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲」を聴いており、プログラムを見た瞬間は「またー。」と思いましたが、前回とは全く違う印象でしたので、結果として聴いて良かったです。
(余談ですが、この2年前のコンサートでは「チャイコフスキー:交響曲第5曲」が演奏されたのでした…。これは、生涯忘れられないであろう最高!の演奏でした。世の中では難しく暗いニュースが多い中、演奏中はホールの中に天から光がさしてきて(別世界)、ステージからはエネルギーいっぱいの風が客席へガンガン吹いてきて…。これはもう、ずっと語ってしまいそうです。…)
9月は私自身も仕事が大変に忙しく、あらかじめチケットを買っていたコンサートに行く以外は、平日は何事もそっちのけで毎日気ぜわしく走り回っていましたが、「チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲」のヴァイオリンソロが始まった瞬間、とてもホッとして気分的に落ち着きました。有難かったですね。
そして、上でも書きましたが、2年前のどりーむコンサートの時よりも、今回の方がずっとずっと良かったです。細かいところまでとても丁寧で正確でとっても美しいヴァイオリンの演奏でした。ホールの音響やその他の色々なコンディションによって、こんなにも演奏の仕上がりに違いが出るものなのだ、ということにびっくりです。
西本さんも、疲れなど全く感じさせないような、とてもカッコ良い指揮でした。

そして、「チャイコフスキー:交響曲第6番」は、予めCD チャイコフスキー:交響曲第6番「悲愴」とDVD(http://34402263.at.webry.info/200611/article_6.html)(CDの演奏の方が好きです)、それとマッチングの楽譜を見ながら「エレクトーンクラシック奏法」のDVD(http://34402263.at.webry.info/200706/article_3.html)で第4楽章を聴いて行きました。本当にモノスゴイ!曲ですね。これを2夜連続なんて、演奏者の方々は心身共に、どれほどエネルギーを消耗するかしら?と、そういった意味でも大変に心配でした。
今回の演奏も良かったですし、CDと生演奏を比べるべきでは無いと思いますが、やはりCDに収録されているミレニウムの方々の技術が大変素晴らしかったのだろうな、と思いました。
この日のオーケストラでは、オーボエの方の演奏が素晴らしかったですね。
久しぶりに名曲「チャイコフスキー:交響曲第6番」に浸りました。

「交響曲第6番」でも全力(それ以上?)で指揮されていたように見えましたので、演奏後、舞台袖では西本さんは倒れているのではないか? と大変心配しながら、演奏者皆さんに対して、そして又、一ヶ月間頑張って頑張り抜いた西本さんに対して、精一杯の拍手をしていたら、何とこのような状態の中、アンコールが!!! びっくりで信じられませんでした…。
…「チャイコフスキー:交響曲第6番」の後の「G線上のアリア」、何とも、いいですね…。精神的に天国へ連れて行って頂きました。


《プレトークメモ》
・「後宮からの逃走」序曲は最近はあまり演奏されないが、歌芝居として「魔笛」に終結するもの。トルコのものを取り入れた異国風のところに注目。当時、モーツァルトにはトルコや中国など、アジアへの憧れがあった。
・「チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲」を酷評したレオポルト・アウアー氏はロシア人ではなくハンガリー人。当初、この曲の難しいところ、面白いところをカットして演奏されることが多かったが、ギドン・クレーメル氏がこの曲をオリジナル通りに演奏することを”売り”にしたことが大きく、今日では、オリジナル通りに演奏されるのが普通になった。
・「チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲」はロストロポーヴィッチ氏の思い入れのある曲。一楽章の初めの部分を作曲した時の天気について、「ロシア人がニ長調で曲を書き始めるのだから”晴れ”。」とおっしゃたとか。
(ちなみに私は”小雨”かと思いました…。お国柄(人柄?)によって、感じ方は様々の様で…。)
・チャイコフスキー氏が自身の曲中で使用した民謡はほとんどがウクライナのもの。
・「チャイコフスキー:交響曲第6曲」の最後、拍手のタイミングに気をつけましょう。







♪♪♪ 「自由演奏会2007(横浜会場)」参加者募集中 ♪♪♪

日 時 :2007年11月17日(土)  受付/12:00〜
     公開リハーサル/13:00〜15:30
     コンサート/16:30〜18:00 終了予定
会 場:横浜文化体育館(神奈川県横浜市中区不老町2-7)
応 募 資 格:管楽器、打楽器が演奏できれば、年齢、演奏レベル等は一切不問
参 加 費:募集期間内にお申込の方 \2,000 … (※当日申込 ¥2,500)
      ※リハーサル見学とコンサート鑑賞は無料。
募 集 期 間:2007年9月3日(月)〜11月12日(月)
詳しくはこちらへ↓
http://www.yamaha.co.jp/jiyuuensoukai/concert/2007.html
チャイコフスキー:交響曲第6番「悲愴」

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上岡敏之 指揮・ピアノ/ヴッパータール交響楽団
10月11日    東京オペラシティコンサートホール ...続きを見る
iceskateのコンサートメモ
2007/10/12 02:11

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
素晴らしい「悲愴」でしたね。深い精神性を宿していました。心から感動しました。
なお、西本さんの、日本フィル横浜定期公演登場は、今回が初めてではなく、2001年10月13日に登場しています。
kazu
2007/10/08 12:41
Kazuさま、過去の横浜定期演奏会ご出演についての情報をありがとうございました。早速、本文を修正いたしました。ずいぶん以前に日本のオーケストラの定期演奏会にご出演だったのですね。私が西本さんのコンサートに通い出すようになったのは2002年以降ですので、存じ上げておりませんでした。ありがとうございました。
iceskate
2007/10/08 19:06

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