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zoom RSS 東京二期会オペラ劇場公演「ナクソス島のアリアドネ」プロローグ付オペラ1幕 原語上演

<<   作成日時 : 2008/08/10 02:11   >>

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2008年6月29日    東京文化会館大ホール(80%くらいの入り)

台本:フーゴー・フォン・ホフマンスタールさん
作曲:リヒャルト・シュトラウスさん
指揮:ラルフ・ワイケルトさん
演出:鵜山 仁さん

執事長:田辺 とおるさん
音楽教師:初鹿野 剛さん
作曲家:小林 由佳さん
テノール歌手/バッカス:青柳 素晴さん
士官:高田 正人さん
舞踏教師:小原 啓楼さん
かつら師:三戸 大久さん
召使:石川 直人さん
ツェルビネッタ:安井 陽子さん
プリマドンナ/アリアドネ:横山 恵子さん
ハルレキン:萩原 潤さん
スカラムッチョ:森田 有生さん
トゥルファルディン:斉木 健詞さん
ブリゲッラ:児玉 和弘さん
ナヤーデ:吉村 美樹さん
ドゥリヤーデ:磯地 美樹さん
エコー:谷原 めぐみさん

管弦楽:東京交響楽団(コンサートマスター:グレブ・ニキティンさん)


家人がお世話になった先生が、このたびオーディションにて並み居るスターを抑え(とプログラムに書いてありました)、このツェルビネッタ役に抜擢され(なんとダブルキャストが幸田浩子さん)、「それは大変だ!」ということで観に行きました。

このオペラを観るのは初めてで、チラシや本等であらすじを読んで行きましたが、読めば読むほど眉間にしわが寄る様な複雑なストーリー…。が、実際のオペラを見たら、ストーリー、よく分かりました。
悲劇と喜劇の同時上演ということですが、私は”喜劇”だと思いました。楽しめるオペラですね。

オケピットの上にも板を渡して、その上に馬やら犬やらのセット。
そして劇中劇ということで、最後は「作曲家」たちが両舞台袖の椅子に座ってオペラ「アリアドネ」を見ていて、(本当のオペラの)最後の挨拶のために彼らが席を立った時には、その椅子に「アリアドネ」の台本が置いてある、といった演出がとても好きでした。

西洋のオペラを日本人が演じると、板についていない感じで不自然に見えることも多いですが、この演出はとても見ていて自然で、日本人に似合うように計算し尽くされたものだったと思います。

1部では、「作曲家」役の小林 由佳さんがとても印象に残り、2部では、「ツェルビネッタ」役の安井 陽子さんの超絶技巧オンパレードのようなところが本当に素晴らしかった!です。この役は、演技力もとても必要ですね。
「アリアドネ」役の横山 恵子さんもとても良く、歌手の方々、ほとんど全員素晴らしかったです。

とても小編成でしたが、オーケストラの演奏も際立っていました。休憩中も熱心に練習。

そしてプログラムに「ナクソス観光案内」まで載っていることに感心!

プログラムには、リヒャルト・シュトラウスさんのオペラ作曲の技法(調性の技法)について書かれた部分もあり(⇒「シュトラウスはオペラを作曲時、台本を読むと、まずその余白にどの調で作曲するか書き込んでいった。」)、これを読んだ時に、その時取り組み中だった、プッチーニさんの「修道女アンジェリカ」が思い浮かびました。大変頻繁に転調していて、これをシュトラウスさん式に台本に調を書き込んでいったら、台本はスゴイことになるな〜、などと思いました…。

余談ですが、こういうことは、そのオペラ丸々1曲すべてに取り組んでみませんと(序曲だけとか、有名なアリアの部分だけとか、通常のエレクトーン演奏用の曲だけでは)気が付かないことなので、たまにはオペラ1曲全てに取り組んでみる、ということも大事であるなあ、と思いました。
「修道女アンジェリカ」は全体の流れ、メロディー、ハーモニーの大変美しいオペラで、今後自分が音楽を作る時に、参考になるところが多くあり、出会えて取り組めて本当に良かったなあ、と思います。


東京文化会館は、ロビーや各階廊下に、座る所とチラシ回収ボックスがたくさんあって、良いですね。








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この日、会場に置いてあった「二期会通信2008年6月1日号 Vol.274」の裏表紙に、「全く同感!」のコラムがありました。タイトルは「困った人たち」。
主な内容は、
『美しいアリアやオーケストラの演奏の最後の一音がまだ響いている時に「ブラボー」を発する「ブラボーおやじ」が増殖しているような気がする。』
『のど飴などの包み紙は、オーケストラ全員でジャーンとやっている時に、すばやくむけばよいのに、どういうわけか音楽が静かになると、ゆっくり、ベリベリ音をたてて飴の紙をむき始める「飴むきおばば」…』
これらはオペラに限らずコンサートでも同じですね。演奏中は、集中して静かにしていただきたいものです。

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