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zoom RSS 西本智実指揮 オペラ「アイーダ」

<<   作成日時 : 2009/09/19 02:22   >>

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8月27日     プラハ国立歌劇場(ほぼ満席)
http://www.opera.cz/en/repertoar/aida.html

King: L. Hynek-Krämerさん
Amneris, his daughter: Daniela Diakovaさん
Aida, Ethiopian slave: J. Svobodová さん
Ramfis, Supreme Pontiff: O. Korotkovさん
Radames, chieftain: Gianiuca Zampieriさん
Amonasro, Ethiopian king, father to Aida: Jakub Kettnerさん
Courier: J. Hruškaさん
Priestess: D. Vaňkátová さん

西本智実さん(http://www.tomomi-n.com/)がプラハ国立歌劇場で、(ロシア以外の)ヨーロッパで初めてオペラの本番を指揮される、ということで、この様な機会があり、無理なく休暇が取れる時に行っておこうと、4年ぶり(http://34402263.at.webry.info/200508/article_1.html)のプラハへ出かけました。4年前に持ち帰ったチェココルナのコインも、今回使い切りましたが、あのコインたちも4年後に故郷に帰れるとは、思っていなかったのではないかしら…? 今回、新型インフルエンザの事さえなければ、もっともっと旅を楽しめたのですが…。(まあ、これは仕方がありませんね…。)

今回は久しぶりのロンドン経由の英国航空。「ヒースロー空港に新しいターミナルが出来てから、預けた荷物が無くなりやすい。」と昨年の秋頃に聞いていた(現在はどうなのか分かりませんが)のと、夏の3泊5日の旅なので、機内持ち込み荷物のみで大丈夫だろう、…ということは、液体を減らさなくては…、ということで、うがい薬は粉末に、と思いましたが、無いのですね、薬局に。通常は置いていなくて取り寄せになるとか(結局、取り寄せてもらいました)。これは今回の旅に付随するささやかな発見でした。
*9/24追記:今日、組み立て式紙コップに緑茶パウダーが入った、携帯用のうがい薬(?)を家の者がくれました。お水さえあれば、どこでもうがいが出来る、というもの。最近は(?)、こういうものもあるのですね。

成田からロンドンまでの機内で隣の席になった大学生くらいの女の子。見かけは全く日本人で、日本語も普通、サングラスや化粧品はシャネルで統一、というとてもお洒落な可愛い子でしたが、ふっと見えたパスポートでは日本人ではない…。尋ねてみると、フランス人と日本人のハーフで、普段はパリに住んでおり、年に1度は日本の親戚に会いに来るそうで、今、その帰りだそう。「最近の若い日本人の子達よりもきれいな日本語を話しますね。」と話したところ、「母の教育です。」と、日本語を褒められたことをとても喜んでいました。人に対する気遣い等、こちらが見習わなくては、と思うようなところもあり、こういう子達が将来のセレブ候補なのだろうな〜、と感じました。とても感じがよく、印象深い子でした。

さて、久しぶりのヒースロー空港。10年くらい前に1人で初めて来た時には、泣き出したくなるほど分かりにくく汚かった記憶がありましたが、大分分かりやすく、きれいになりましたね。成田からの便が着いた直後は周りに日本人があふれていますし、港内のアナウンスや表示も英語なので、最近の訳の分からない言語の空港に居る旅行の時と違って、とても安心な気分でした。しかし、さすがに寒かった…。ウールのジャケット(にしておいた良かった!)を着て震えていました。ポンドを持っていなかったので、温かい飲みものを買うこともできず、(そのためだけに両替するのも何ですし)、結局、日本から持っていった飴等をなめながらしのいでいました…。

そして、ロンドン→プラハの機内が更に寒い! 離陸前、早々に毛布をもらい着ていましたが、それでも寒そうに見えたのか、何もリクエストしていないのに、シュツワーデスさんがもう1枚毛布を渡してくれました。有難かったです!今回の英国航空、行きも帰りも、食事も夜食も良かったですし、トータルで大変快適なフライトでした。空港からホテルまでの間に、勤め先の大きなロゴも発見。現地時間の26日夜、ホテルに到着。

翌朝、快晴! 暑い! そろそろプラハは涼しいかな、と襟付きのトップスを持って行ったのですが、この日こそ、Tシャツでよかった! オペラ用のワンピースは夏ものにしておいて良かった!

まず、目的のプラハ国立歌劇場の場所確認。既にこの日の演目「GUISEPPE VERDI Aida」の垂れ幕がしてあり、入り口付近には、この日の出演者の掲示が。「DIRIGENT: TOMOMI NISHIMOTO」の文字を見つけ、早速撮影。もう、これを見た瞬間に、今回来て良かった、と思いました。

今回は、4年前にあまり観光をしなかった新市街に劇場があるので、その近辺を観て回ることにしました。プラハの雰囲気は、もう全く資本主義の先進国と変わりませんね。ヴァーツラフ広場(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%B4%E3%82%A1%E3%83%BC%E3%83%84%E3%83%A9%E3%83%95%E5%BA%83%E5%A0%B4)も、今はとても平和な雰囲気。(昨年秋に行った隣国のブダペストは、まだまだ社会主義の国?、という雰囲気にあふれていましたが…(http://34402263.at.webry.info/200810/article_7.html))。

4年前、行きたかったけれど、ちょっと遠かったのであきらめたドボルジャーク博物館は、今回、地下鉄で1駅(そこからちょっと歩くようですが)でしたが、新型インフルエンザのこともあり、あまりあちらこちららに行かないで、徒歩圏内の観光で済ませることにしました(この博物館は1階と2階に1部屋づつ。特にドボルジャークさんにゆかりのある建物でもない、とのことでしたので)。

歌劇場の外観の写真を満足行くまで撮った後、隣の隣の国立博物館へ。ここは建物の概観・内装も素晴らしいですが、中の展示品(宝石の原石、動物の剥製、海洋生物、等々)が、それはそれはもう大迫力!!!でした。ここはお奨めスポットです!
(こちらのブログ↓に、国立博物館の内装・外装・展示品の写真が幾つかありましたので、リンクさせて頂きます。)
http://blog.livedoor.jp/sayaka_motokawa/archives/51180024.html

国立博物館を3時間ほど見た後、ホテルのカフェでランチ。その後は、国立博物館隣の建物(もと証券取引所や国民議会があった場所)で、今改装中のところを、ガイドツアーで見て回れるとのことだったので、オペラまで時間的にも丁度良いし、ツアーにのることにしました。チェコ語オンリーのガイドでしたので、私だけ英語の機械のガイドを聞きながら。どの部屋もコンセントとPCのLANの差込口がたくさん整備されていて、歴史的な建物が現代に改装される様子がよく見えました。

4時頃、ホテルに戻り、シャワー&オペラ用の服に着替えてディナーへ(これもホテルで)。レストランやカフェがおいしいと評判のホテルで、宿泊客はディスカウントまで付いていたのでした。リゾット、おいしかったです!

そして、いざ、目的のオペラへ。まだまだ外は明るかったです。

今回のプラハ国立歌劇場は、世界遺産であるハンガリー国立歌劇場ほどきらびやかではない、と聞いていましたが、入ってみると、ハンガリー…より、大分小ぶりの歌劇場ですね。ロビー等の歌劇場本体以外の部分もかなり小さい様でした。帰国してから改めて写真を見比べてみると、まあ、どちらも絢爛豪華ですが、プラハ国立歌劇場の方が、少しより優雅な感じはするかな〜? (現在、プラハ国立歌劇場の内部見学は無いようですね。)

ロビーにはすでに開場を待つ観客が結構いましたが、日本人はとても少ない…。そしてロビーにも、朝見た出演者の掲示あり。

夜7時開演でしたが、6時半頃からオケピットで練習している方々もいらっしゃいました。そして不思議なことに、私の席は「163」で、隣は何故か「161」と「165」…。

今回、生で「アイーダ」を観るのは初めて。プログラムを見ると、アイーダ役の歌手は、来日公演時とは違う方でした。字幕はチェコ語と英語。モノトーンを基調としたシックな演出でした。

オペラ自体は同じものが日本で観られるので、この日はヨーロッパでオペラデビューの西本さんを中心に観ていました。1階ほぼ中央の席で、指揮されている間、西本さんの肩から上の動きはとてもよく見え、指揮台で「ドン!」と踏み込む音等もよく聞こえていました。とても迫力のある冴えた指揮で、出演者をしっかりと統率し、西本さんの指揮がオペラ全体を高品質なものへと引き上げている様でした。以前に、この劇場の来日公演の「椿姫」を指揮されている(http://34402263.at.webry.info/200710/article_6.html)、ということもあるかもしれませんが、劇場のレパートリー制の演目を、ゲスト指揮者として指揮されているにしては、歌手・合唱団・ダンサー・オーケストラが西本さんの指示にとても忠実に、よくまとまっていた様に見え、来日公演前にすっかり”良いチーム”が出来上がっているなあ、という感じがしました。

“凱旋行進曲”は、西本さん指揮の「RBSOニューイヤーコンサート2004 モスクワ~ロシアより愛をこめて」のCDに収録されている演奏とは、また一味違うものでしたが、私はこの劇場のオーケストラの音より、このCDの演奏の音色の方が好きでした。

1幕初めより休憩後、西本さんがオケピットから挨拶をされる度に拍手が大きくなり、カーテンコール時には大拍手と歓声が。日本人は少なく、観客のほとんどが、西本さんの指揮を初めて体験したことと思いますが、そのだんだん大きくなる拍手が、「ん? あの指揮者はアジア人の女の子!?」→「この指揮者はなかなか良いぞ。」と言っているように私には聞こえました。

終演後、開演前に見つけた、本日の出演者の掲示の紙を頂こうと、劇場のスタッフの方に交渉。そうしたら、プログラムと一緒にもらった、内容は同じだけれど細長い小さな紙をくれたので、「この紙が欲しいのです。」と再三お願いしましたら、奥からコピー(?)を持ってきてくれました。(無事ゲット!)

今回、帰国してから西本さんも私も病気で倒れることの出来ないスケジュールだということもあり、もしかして新型インフルエンザにかかっていて、うつしてしまってはいけない、ということで、出待ちなどはせず、そのまますぐにホテルへ戻りました。潜伏期間が長く感染力が強い、というのは、その時自覚症状が無くても怖いですね…。(帰国して1週間以上経った今、ピンピンしていますので、海外では無事、感染しなかったようです。)

これで満足していたのですが、今から思えば、せっかく行ったのですから(もう2度と行かないかもしれないのに)、歌劇場の2階のロビー等にも行って見て来るのだった…、と少し後悔しています。

…次は、どんな歌劇場に行くのでしょうか…?






RBSOニューイヤーコンサート2004 モスクワ~ロシアより愛をこめて
キングレコード
2004-01-28
西本智実

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※英語版記事:http://iceskate-iceskate.blogspot.com/2009/10/tomomi-nishimoto-conducting-aida.html


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