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zoom RSS オペラ「ドン・ジョバンニ」 in エステート劇場(スタヴォフスケー劇場)

<<   作成日時 : 2005/08/16 21:28   >>

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8月7日、新聞を買うため朝一番でホテルの売店へ。幾つかあったので店員の方に、「昨晩のスメタナホールでのコンサート(http://34402263.at.webry.info/200508/article_1.html)の記事を見たいのですが、どれが一番良いですか?」とたずねたところ、「そういうものでしたらローカルの新聞が良いですが、ここには国際レベルの英字新聞しか無いので、街中のスタンド等で買ってください。」と言われました。

朝食後、プラハ観光(この日はガイドさんなしのフリー)へ出かけました。
昨日、ガイドさんの説明を聞きながらで十分に写真が撮れなかったので、まず、カレル橋へ。一つ手前のマーネス橋のところで、現地人と日本人合同クルーによる、何かのTV番組の撮影隊に遭遇。いつ放送の何の番組なのか、聞きそびれてしまいました。
途中、プラハの音楽大学の横を通りました。プラハは「ヨーロッパの音楽学院」と呼ばれますが、プラハには音楽大学が一つしかないとか。意外でした。
カレル橋では、昨晩、私の願いを聞いて頂いたお礼と、(西本)智実さんについての追加のお願い事をし、母と十分に写真およびビデオ撮影をしました。
カレル橋のたもとにスメタナ博物館とカフェ、スメタナさんの銅像があります。ヴォルタヴァ川(モルダウ川)を眺めながら、さすがにあのようなメロディーが浮かんできそうなお顔でいらっしゃいますね。博物館は5分もあれば見て回れる位の小さなところですが、音符の装飾とともに美しく展示されており、館内にはモルダウの曲が流れていました。真ん中にソファがあり、失礼ながら、あまりクラシック音楽とはご縁のなさそうな感じの日本人のおば様数人がソファに座り、モルダウの音楽に聴き入っていらっしゃったのが印象的でした。
ヴォルタヴァ川沿いに歩き、次に「芸術家の家」へ。ここは、展示物が前衛的すぎる、というかよくわからなくてつまらなかったです。ここにはドヴォルジャークホールがあり、「プラハの春音楽祭」の時には、ここでも演奏会があるようですね。この日は閉まっていました。今回、「ドヴォルジャーク博物館」にも行きたかったのですが、郊外にあり交通が不便なところと聞いたので断念しました。
ホテルの近くまで戻り、そこから出るヴォルタヴァ川クルーズへ。雨も降り出し、色々な国の人が寒そうに並んでいました。ロシア人らしき夫婦(?)が一組いらっしゃいましたが、その人たちだけは、あまり寒そうではありませんでした。さすがですね。とても寒かったですが、せっかくだからと上の席へ。温かい紅茶を飲みかながら昨日・今日の観光のおさらいができました。
クルーズで冷え込んでしまったので、一旦ホテルへ。、Tシャツ、カーディガン、ジャケット…、格好かまわず可能な限り着込み、今晩はどうしようかと何気にホテルにあるパンフレット類を見ると、モーツァルトが「ドン・ジョバンニ」を初演し、自らそれを指揮したこともあるエステート劇場(映画「アマデウス」の撮影場所でもあったそうな)で、今、連日「ドン・ジョバンニ」が上演されているとのこと。今晩はオペラ鑑賞に決まり!
昼食は、ガイドブックにある「日本人駐在員がよく行く、安くておいしい中華のお店」へ。…が、せっかく地図を見ながら探しあてたこのお店の味は、決して良いものではなく、また、料金も決してお安くはありませんでした。日本では考えられない(?)中華料理でした…。
がっかりの昼食後、オペラのチケットを買いにエステート劇場へ。何と支払いにクレジットカードが使えません! ホテルのコンシェルジュに頼むのだったとつくづく後悔…。近くにCitibankがありましたが日曜日でclose。仕方なく、レートが悪いとわかっていましたが街中で日本円から両替。予定外の現金の出費に、チェココルナの財布はすっかり寂しくなりました…。
財布は寂しくなりましたが、興味本位で昨日ガイドさんに教えて頂いた現地のショッピングセンターとスーパーへ。ここは結構地元の方が買いにこられる所のようでした。野菜等、日本のスーパーではいかにきれいいなものだけが売られているか、ということがよくわかりました。お水だけ1本買ってホテルへ。
途中、新聞スタンドがあったのですが、二人で一本の傘をさして荷物も多く(親子して、色々と持ち歩かないと安心しない性分なのです…)、寒く、チェコ語で記事が書かれていてもどうせ読めないし…、と思ってしまい結局、新聞は買わずに戻ってしまいました…。

母は、冷えたのと、2日間重たい荷物を持って歩き回ったためか、ベッドで休み、私は簡単にパッキングとシャワーを済ませて、昨日のコンサート用の服に着替え、絶対にクレジットカードが使えると分かっているホテルのカフェで、チェコ伝統料理を頂きました。これは、お饅頭ようなものの中にお酒の混じったジャムが入って(このお饅頭が相当に硬く、ナイフで必死に切ってやっと切れるものでした)いて、上にサワーヨーグルトとイチゴと粉砂糖がかかっているという、日本では「デザート」のカテゴリーに入るようなものでした。

オペラを見に再び母とエステート劇場へ。開演15分前位には、外までファンファーレが響きました(開場の合図?)。ヨーロッパ人の方は、昨日のコンサートよりもドレスアップしていている人が多く、とても雰囲気がありました。チェココルナの残りが本当に少なく、プログラムを買わなかったのが何とも残念…(後で計算したら、実は買えたのでした…)。劇場は幅が狭く、天井がとても高く、横のバルコニー席がマンションの様です。ステージは奥が深いです。この様な豪華で本格的なオペラ専用劇場は日本には無いので、とても貴重な経験でした。オーケストラも歌手も主役のダンサーも、さすがに上手です! 西本さんも、ロシアではこのような劇場で日常的に指揮をしていらっしゃるのだなーと、まだ見ぬムソルグスキー劇場への思いをはせながら鑑賞しました。
この「ドン・ジョバンニ」は、「フィガロの結婚」に熱狂していたプラハ市の依頼で作曲されたものだそうですね。衣装・演出が現代的で、「古典」を見ている、という感じがしませんでした。また、歌詞が分からなくてもストーリーが分かるような演出になっており、有難かったです。「浮気男は地獄へ落ちる」という単純明快なストーリー。そして、私の周りには、イチャイチャしながら見ているカップルがたくさん…。
どうも私はオペラは合わないのでしょうか、見ていて楽しくきれいで「娯楽」ではあるけれども、どうもこれが「芸術」には思えず、そういった意味では見終わった後の心地、というか満足感が今ひとつだったのです。このオペラを見て、「楽しかった」けれども、「人生が変わった」という人は多分いないと思います(男性が浮気しなくなる、ということは少しあるのかな???)。私は「芸術」とは、それを見た(聴いた)人の人生が変わってしまう位の迫力のあるものを指す、と思っているので。
「芸術」に触れたかったら、西本さんのコンサートに行くのが一番でしょう。また、西本さん指揮のオペラやバレエもぜひ見てみたいと思っています。バレエはもともと大好きですが、オペラ苦手の私が、コロっと変わってしまうかも?
プログラムは買えませんでしたが、劇場入り口で額に入っている、当日の演目が書いてある紙を運良く頂くことができ(もちろん無料で。たった2枚しかない。)、何よりの記念となりました。

翌日、ホテルには新しい日本人の団体客がおり、朝食時に会うお客さんも入れ替わった感じがしました。定刻で迎えの車が到着し、空港へ。プラハ〜ウィーンへ向かう飛行機の中で新聞をリクエストしたら、私が外国人ということで気を遣ってくださったのでしょう。国際版の英字新聞を何部も持ってきてくれまして、「実はプラハのローカル新聞が欲しいのです。」とは悪くて言えず、求める新聞はとうとう手に入らずじまいでした。

西本さんのプロムス音楽祭への登場がなければ、プラハまで旅行し、現地の由緒あるコンサートホールやオペラ劇場で本場の音楽体験をする、ということも無かったと思います。西本さん、素敵なプレゼントをありがとうございました。

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
充実した旅行のご様子が良く分かりました。前の記事の写真も、うまく見ることができました。きれいなホールですね。
オペラ、特にモーツァルトのオペラはなかなか入りにくいかも知れません。でも、そんなに遠くない将来、智実さんの指揮で、素晴らしい舞台が見られるのでは、ないでしょうか。
kazu
2005/08/17 21:04
kazuさま、いつもコメントをありがとうございます。

>そんなに遠くない将来、智実さんの指揮で、素晴らしい舞台が見られる
>のでは、ないでしょうか。

そうですね。日本でも、智実さんにオペラやベレエをたくさん指揮して頂きたいですよね。
iceskate
2005/08/19 12:13
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