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zoom RSS オペラ研究プロジェクト 「修道女アンジェリカ」

<<   作成日時 : 2006/02/04 23:28   >>

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2月4日       ヤマハエレクトーンシティ渋谷メインスタジオ    
            (http://electone.yamaha.co.jp/shibuya/showspace.html
指揮:吉田 裕史さん   演出:田中 孝男さん   プロデュース:海津 幸子さん
合唱:オペラ研究プロジェクト合唱団(横浜国大グリークラブ)
(オペラ研究プロジェクト:練習の状況など→http://blog.goo.ne.jp/operaoperaopera_2005


「修道女アンジェリカ」は昨年の北海道二期会オペラ(http://34402263.at.webry.info/200603/article_1.html)で素晴らしいものが見られましたが、今回、オーケストラ部分をエレクトーンの演奏で、というもので(エレクトーン演奏でのオペラを見るのは初めて)、大変興味があり行ってみました。

冒頭、指揮者・演出家・プロデューサーのトークがあり、修道院についての話、「Angelica」は「Angel」から来た名前、などのお話がありました。

場所は、全くライブハウス、という感じで、プロデューサーの方も、「オペラを上演するのに決してふさわしい、とは言えない場所ですが」と言っていました。確かに、”オペラ”らしい優雅な雰囲気は、全くない…。

プログラムの「解説」のような、「前書き」のようなものがとても勉強になりました。
少し引用させていただくと、
”うっかりすると聞き流してしまいそうなところですが、実はこのオペラを読み解くためのとても重要なセリフが、このオペラの前半で、アンジェリカではなくジェノヴィエッファによって語られます。「修道女にとって、望みを抱くことは罪である」という修女長の言葉に対して、ジェノヴィエッファは問いかけます。「たとえ罪の無い軽い望みであっても、望みを抱くことはいけないことなのでしょうか?」…(中略)…アンジェリカは私生児を生み、その子の死を知らされると、天国でのわが子との再会を願って毒を飲みます。自殺は、キリスト教においては大きな罪となります。しかし、それらは果たして許されざるべき罪なのでしょうか? 人をいとおしいと思う気持ちを押し殺して生きること、あるいは、はなからそんな気持ちを持たずに送る人生と、アンジェリカの選んだ道と、皆さんならどちらをお選びになりますか?…(中略)…やはりオペラの前半で、アンジェリカは語っています。「望みとは、生きている人に咲く花なのです。」と。” 
北海道二期会オペラを見た時には、ここまでこのオペラのテーマ(?)を理解していませんでした。

ステージに向かって左に字幕のスクリーン、右に腰の高さ位のパーテーションをして、その中に指揮者とL字型に並べたエレクトーン3台(STAGEA 1台とEL-900 2台 http://electone.jp/product/index.php)とクラビノーバ 1台が入り、オケピットの様にしていました。(”オケピット”ならぬ”エレ(クトーン)ピット”?)。
このオペラは一度見ている、ということもあり、エレクトーンを弾いているところがよく見える位置に座り、ステージと字幕はほとんどそっちのけで、指揮者とエレクトーンの方ばかり見ていました。
オーケストラ譜を見ながら、それを4人で分担して演奏。
STAGEAはプロデューサーの海津さんが弾き、2台のEL-900を弾いていたのは男性だったのが意外でした。クラビノーバは練習ピアニストの方が弾いていて、主にハープの部分を担当。
STAGEAの特徴の一つ、と言われていますが、並べて聴くと、やはりSTAGEAの音は、従来のEL-900に比べ生楽器の音により近い、と感じました。鐘の音はEL-900の方で出していました。

今回のアンジェリカ役の人は、北海道二期会オペラの時とは、大分雰囲気の違う方でした。主役の人のキャラクターによって、オペラそのものの印象が大分違ってくるのですね。
出演歌手の半分くらいは二期会会員でした。

以下、月刊「エレクトーン」 2006年1月号より。
”エレクトーン奏者にとってオペラ公演で最も重要なのは指揮者との関係だといえるが、…中略…「まだ歴史が浅いからでしょうか、エレクトーンの演奏技術を熟知している指揮者はほとんどいません。どういう指揮をしたら奏者が的確に反応してくれるのかわからないし、自分が要求したことができるのかどうかもわからない。奏者の側も…中略…求められた音を実際に音で返せるように、引き出しをいっぱい持っていてほしいですね。お互い歩み寄っていく努力がこれから必要だと思います。…中略…
オペラ伴奏を目指す奏者へのアドバイス…中略…「オペラが持っている背景まで勉強してほしい。そして、百聞は一見に如かずで、実際に生の公演をたくさん聴いてほしい。自分の肌で感じたものというのは、感覚的に身についてきますから。何か自分で創り上げようという時、そういう感覚を持っているかどうかで、行き着くところが違ってくるのではないでしょうか。」”

いつか、大好きな指揮者である西本智実さんの指揮で、私がエレクトーンを弾いて、オペラの公演が出来たら、とても勉強になり、幸せだろうな〜と思います。その時を”夢”見て、自分にできることは積み重ねておこうと思います。

来年のこの企画は「カヴァレリア・ルスティカーナ」だそうです。






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